幼児教育が脳の発達に重要
人間の脳は、本来の半分も使われていないと言います。訓練、努力、教育によっていくらでも伸ばせるとも言われていますが、脳が最も発達するのは1歳までとも言われています。大人になってから何かを学ぶよりも、1~2歳頃に勉強するほうがよほど効率良く吸収できるというわけです。幼児教育の重要性が見直されているのも、このような脳の仕組みが分かってきたからでもあります。例えば0歳の赤ちゃんは言葉も話せませんし、理解できませんが、だからと言って毎日子供を可愛い、お利口さん、と褒めながらあやすのと、母親が愚痴ばかり言いながらあやしているのとでは、子供に与える影響が異なることは想像に難くないと思います。
最近は、脳の発達に良い影響を与えるとされる幼児教育の方法がテレビなどでもよく紹介されています。積木は考える力を身につける良い道具だそうです。小学校に上がってから積木で遊ぶのと、1~2歳の頃から遊ぶのとでは脳の発達に著しく違いが出るとも言っていました。本当であれば、簡単なことですので実践してみようと考える親御さんも多いことでしょう。またテレビは子供の教育に良くないと思っている親も昔は多かったのですが、最近は幼児のうちからなるべく多くテレビを見せたほうが良いと考えられています。言葉は分からなくても、テレビはいろいろな映像を流しますので、脳が活発に働くようになるそうです。高いお金を払って塾などに通わせなくても、家庭内でできる効果的な教育がたくさんあります。